漏電事故や火災を未然に防ぐために
絶縁監視ソリューションによる工場全体の絶縁管理
漏電は放置すると大変危険です!
例えば・・・
○老朽化が進んだ建物や設備がある
○絶縁関係の故障が頻繁に発生する設備がある
○既に絶縁監視機器は取り付いているが、検出精度に不安がある
○絶縁状況の変化を履歴管理できていない
火災の原因となる漏洩電流I0rを
正確に検知することが重要です
一般的な漏電監視機器や漏電ブレーカは、熱を持たない安全成分であるI0cを含んで監視します。
I0cを含んで監視してしまうと本当の危険度は分からなくなり、過検出や検出漏れが発生する恐れがあります。
なので、熱を持ち火災の原因となる危険成分であるI0rのみを区別して監視することが重要です。
特徴
- 高精度な漏洩電流I0r監視とIoTをパッケージ化
- ポータブル式で持ち運び可能。測定したい箇所へクランプCTで簡単設置
- グラフおよびメール通知機能を標準搭載
構成例
トランス二次側へのクランプおよび、基準電圧へ配線を行い、漏洩電流を監視します。
また漏洩電流の値はクラウドに収集されるので、管理者PCからWebページを通じて状況を確認できます。
導入事例
【株式会社 チタ製作所様】
リアルタイムで漏電監視を行なうことにより、安全対策をより確実にすることを目的に導入しました。
・漏電状態のトレンドを把握し早期対策
・異常発生時は担当者へメール通知を実施
絶縁抵抗監視装置 IRSシリーズ
末端の機器ごとに監視する場合に最適です。
電動機等の絶縁抵抗を高精度で監視します。
特徴
- メガー方式と同等の高精度な絶縁抵抗監視
- 漏電の予兆となる絶縁抵抗劣化を正確に検知
- 停電状態でのメガー測定
構成例
モータを対象としてた構成例として、U,V,W相およびアースに対して配線します。
設備が停止したタイミングをトリガーとして、測定を行います。
導入事例
【自動車部品メーカー様】
豪雨の影響で川が増水した時、排水をするはずのポンプが作動しなかった。調査すると絶縁劣化が原因と判明。以降は、作業員が定期的に絶縁測定を行なうようにしていたが、ポンプ室が事務所から離れた場所にあり、非常に手間がかかるため、対策を検討していた。
そこで、絶縁抵抗監視装置IRS-500とアナログ出力装置IRS-DAを導入。
IRS-DAでアナログ変換した測定データを制御盤のPLCへ入力し、PLC側のシステムにより、測定値が予め設定した絶縁低下閾値を下回ったら、絶縁低下警報として事務所へ通知するようにした。