お知らせ

予防保全

絶縁劣化が起こる要因は?予防保全の見直しはいかがでしょうか


絶縁劣化(不良)とは、絶縁抵抗が低くなり電気が漏れやすくなっている状態です。
絶縁劣化が進むと、本来流れるべき道以外に電気が流れ出てしまうこと(漏電)により、機器の故障、感電、火災などの危険性があります。

竹中電機が提案する絶縁監視ソリューションページを公開しました
https://www.takenakadenki.co.jp/products/insulation_solutions/



絶縁劣化が起こる要因


絶縁劣化が起こる要因として、以下の要因があります。

  • 環境的要因・・・(温度、湿度、粉塵、オイルミスト など)
  • 電気的要因・・・(過電流、放電 など)
  • 機械的要因・・・(振動、衝撃、熱サイクル など)
  • 熱的要因・・・(定常運転、冷却不具合など)




絶縁劣化による事故を防ぐために


機器は使用していく以上、必ず劣化していきます。事故を未然に防ぐために、予防保全が重要です。


安全に機器を使用するために




  • 絶縁劣化の防止・・・ (設備・機器の清掃、環境対策など)
  • 絶縁抵抗の測定・・・ (日常点検、定期点検など)
  • 絶縁劣化の回復・・・ (機器交換など)




絶縁抵抗の点検


予防保全として重要なのは、絶縁抵抗を日常点検・定期点検で管理することです。絶縁抵抗を測る測定器として、手動で測る「絶縁抵抗計(メガー)」があり、回路の絶縁状態を測定できます。
また、事前に設備に設置しておくことで、任意のタイミングで自動で測定が出来る「絶縁抵抗監視装置」があり、対象機器の絶縁状態が保たれているかを監視します。





絶縁抵抗監視装置(点検自動化)

「絶縁抵抗監視装置」を導入することで、絶縁抵抗点検を自動化できます。
自動化によって点検コストの削減を実現できるほか、絶縁劣化起因の火災や事故、突発的なライン停止等の未然防止が可能です。





本製品は、測定開始トリガのON→OFFで、アースから電圧(250/500V)を印加し、測定をします。
測定開始トリガを始業前や終業時に設けることで、絶縁状態を自動監視できます。
また、 メガー方式のためIor方式より高精度な値を測定可能です。

設備の稼働状況によって、考えるべき対策も違ってきます。
是非この機会に、ご使用設備の予防保全を見直してみてはいかがでしょうか。




関連資料ダウンロード


>>絶縁監視における測定方式の比較


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