絶縁監視ソリューション

絶縁監視装置






電路の絶縁状態を監視する装置。
検出した漏れ電流が、設定したしきい値を超えた際に警報を出力する。
絶縁抵抗測定とは異なる特徴として、通電中の常時監視が可能である点、
電路全体の包括的な監視を得意とする点が挙げられる。

<漏れ電流の測定方式>
◎Io方式
 一般的な漏電ブレーカー等で採用されている方式。
 送り電流と戻り電流の差分を漏電として検出する。他方式に比べて安価であるが、
 静電容量分漏れ電流の影響を強く受けるため、インバータ回路や長距離電路では、誤発報の可能性がある。

◎Ior方式
 零相変流器(ZCT)を用いて検出した漏れ電流の値と、回路電圧によって演算処理を行ない、
 抵抗分漏れ電流(Ior)の値を算出する方式。

◎Igr方式
 監視電路に対し、電路周波数とは異なる微弱な周波数成分を注入し、
 零相変流器(ZCT)で検出した漏れ電流と電圧信号から演算処理を行ない、
 抵抗分漏れ電流Iorの値を算出する。
 比較的高精度であることが特徴であるが、注入用機器追加分のコストが増加する。





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