位相
交流回路における位相とは、電圧や電流の波形が時間軸に対してどの位置にあるかを角度で表す概念であり、
度数（°）またはラジアン（rad）で表す。
位相の概念を用いることで、波形の視点やゼロ通過位置、最大値などがどこに位置するかを角度で示すことが出来る。
また、二つの交流波形の間で回路の特性によって生じる時間的な位相の違いを”位相差”という。
位相差は電力の効率や回路の挙動に大きく影響を与えるため、交流回路の設計や解析には重要な要素となる。
